カーリースの審査に通らない時に考えられる理由について解説!
一般的に、カーリースの契約では必ず審査が行われます。そういわれると途端に不安になりますよね。「自分は審査に通るのかな?」「審査に通らなかったのだけれどどうしてかな?」。そんな方向けに、今回はカーリースの審査に通らない時に考えられる理由、審査を通りやすくする対策をご紹介します。
カーリースの申し込み時の審査内容
カーリースに申し込むと、たとえば、以下のような観点から審査されることになります。
・年齢
・収入の安定性と雇用形態
・住居・資産
・債務履歴
カーリースは数年単位で毎月のリース料金を支払う契約をします。仮に契約途中にリース料金を滞納されるとカーリース会社は損害を受けてします。だから、毎月安定してリース料金を支払えるかを上記のポイントから確認しようとしているのです。
持ち家を、万が一に備えた担保として見てくれる会社もあります。同時に、家賃やローンの支払いに無理がないかもチェックされています。
資産はあると有利になるといわれてはいますが、あくまでも大切なのは月々のリース料金を支払えるかどうかです。あなたがリースしたい車の料金は、継続して支払えるものなのかきちんと考えることが大切です。場合によってはリースする車のグレードを下げることも選択肢ですよ。
カーリースの審査に通らない時に考えられる理由
カーリースの審査に通らない時は、以下のような理由が考えられます。
・債務履歴がある
・借入がある
・年収が低い・不安定
・収入に対して高額な車を選択している
なぜこれらを満たすと審査に通らないのでしょうか。一つずつ見ていきましょう。
債務履歴がある
クレジットカードの支払いや携帯電話料金などの滞納や遅延、未払いがあると審査に通らないことがあります。リース料金の支払いでも滞納や遅延を起こすと思われるからです。
借入がある
借入には住宅ローンも含まれます。複数の支払いを抱えていると、月々のリース料金を支払えないと判断されることがあります。その場合、審査に通りません。
年収が低い・不安定
一般的に年収200万円以下の人が当てはまります。また、企業に属さない働き方をしている方は不利になる傾向があります。後述しますが、家族に安定収入があるなら、その家族名義で契約する方法も選択肢です。
収入に対して高額な車を選択している
収入も安定しているし、年収だってそれなりにあるはずなのに審査が通らない。そんなときは、収入に対して高額な車を契約しようとしている可能性があります。つまり、グレードを落とせば審査に通るかもしれません。
カーリースの審査に通りやすくする対策
カーリースを考えた時、審査は一度で通りたいもの。また、一度落ちてしまったけれど今度こそ通りたいという方もいらっしゃるでしょう。ここでは、審査を通りやすくするためにできることをご紹介します。
収支計画を立てる
現在の収入からいくらまでならリース料金を支払えるのか自分でまず確認しましょう。年収額に対する年間ローンの割合を「返済負担率」と呼びます。住宅ローンなどの他の借入と、リース料金を合わせて収入の3割程度に収まるように予算を組むようにしましょう。
保証人を付ける
自身に支払い能力がないと判断されるのならば、支払い能力のある保証人を付けるという方法があります。ここで重要なのは保証人の返済能力なので、年金暮らしをしている親は保証人として認められないことがあります。
車のグレードを下げる
車のグレードが下がるとリース料金が下がります。それだけで審査に通りやすくなります。
頭金を払う
頭金を支払えば月々の支払額を少なくできます。車のグレードを下げたくない方におすすめの方法です。
ファミリーカーとして申し込む
家族の中でも安定収入がある方の名義で申し込めば審査に取りやすくなります。安定収入がある方の名義でファミリーカーとして契約すれば、家族でもリースした車を運転できますよ。しかし、契約者以外のリース車の使用は認めていない会社もあるので確認が必要です。
信用情報を確認する
自分がブラックリストに載っていないか確認することも重要です。未払いのものがあれば支払いを済ませましょう。CIC、JICCなどの信用情報機関に情報開示を求めることが可能です。
仮にブラックリストに載っていても、5年~10年程度で記録保持期間が過ぎれば情報は消えますから、時間が許すのであれば待つことも手段の一つになるでしょう。
カーリースの審査は、毎月安定してリース料金を支払えるのかを確認しています。たとえば担保になるはずの持ち家であっても、ローン返済額が大きすぎればリース料金の支払い能力はないとみなされてしまいます。
賃貸だとしても、家賃が収入に対して高いと判断されれば審査に落ちることがあります。自分でいくらまでならリース料金を支払えるのかを試算し、その範囲内で車を選ぶことで審査に通る可能性は上がるでしょう。